英語の技術セッションを聞く際に役立つかもしれないあれこれ

英語の技術セッションを聞く際に役立つかもしれないあれこれ

Clock Icon2020.11.24

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私は昨年のre:Inventを皮切りに、英語の技術セッションを聞く機会が度々あります。今回はそんな私が学んだ英語のtipsを共有します。この内容を知っていれば、少し英語のセッションを聞くのが楽になるかもしれません。

ただしがき

  • 私の聴講しているセッションはAWS関係のものばかりです。なので他の分野のセッションで役立つかはわかりません。
  • 私は別に英語に詳しいわけではありません。何か間違っている箇所があればTwitterなどで教えていただければ幸いです。

発音

Athena

AWSのサービスの一つAmazon Athena。日本だと「アテナ」と読んでいることがほとんどだと思いますが、英語圏での発音はカタカナで書くと「アティーナ」もしくは「アシーナ」といった感じです。アクセントはティやシの位置に来て、「アティーナ」「アーナ」と発音されます。

以下はAthenaが発表された際のre:Invent動画です。「アテナ」ではないですよね。

Aurora

こちらもAWSのサービスであるAmazon Aurora。日本だと「オーロラ」で、アクセント位置も特に無く平旦に読んでいるかと思います。が、英語圏では「オーラ」「アーラ」みたいな感じで、以下の違いがあります。

  • アクセントが2音目の「ro」の部分に来ます。
  • 最初の「Au」の部分はあまり伸ばさないです。

SQL

これはご存知の方が多いかもしれません。日本だと「エスキューエル」とアルファベットそのまま読みですが、海外では「シークェル」と読む方が多いです。MySQLなども「マイシークェル」になったりします。

発音としては シークェル [ˈsiːkwəl] と読まれることもある。これは、SQLの元となったデータベース言語が、IBMが開発したRDBMSの実験実装であるSystem Rの操作言語「SEQUEL」であったことにもちなんでいる。

chaos

カオスエンジニアリングの文脈でよく使われる単語ですが、「ケオス」「ケイオス」と発音されます。

Azure

これもだいぶ違いますね。日本だと「アジュール」と読んでいる方がほとんどかと思いますが、「アジャ」「アジュア」みたいな発音になります。

イディオムや単語の意味

challenge

日本語でチャレンジというと「挑戦する」「頑張る」みたいなポジティブな響きがしますが、セッションの中では「頑張らないとできない困難な(厄介な)こと」というような、ネガティブな使われ方がされていることが多かったです。顧客が抱えているchallenge → AWSのこの新サービスで解決!みたいな流れで頻出しました。

let's say

文頭で使われます。「もし…」「例えば…」「…と仮定しましょう」という意味です。

pretty

「かわいい」という意味が一番知られていますが、「けっこう」「ほとんど」という意味の使われ方が、私の聴講したセッションでは頻出しました。

out of box (out of the box)

すぐに使える、という意味です。「箱から出してすぐ(面倒な設定無しに)すぐ使える)という感じです。AWSのサービスの紹介、例えばDeep Composerのセッションなどで出てきたような…

under the hood

これがセッションタイトルについているre:Inventのセッションがたくさんあります。

このセッションレポートの通りなのですが、「〜の中身」のような意味で使われます。

a bunch of

こんなの義務教育で習ったかな?という感じなのですが、bunchは束という意味で、a bunch of Aで「たくさんのA」という意味になります。これは非常に多く耳にします。 ややカジュアルな表現だそうです。

まとめ

英語の技術セッションを聞く際に知っておくと役立つかもしれないtipsをご紹介しました。今年のre:Inventももうすぐ始まります。聴講の際にこのブログエントリのことを思い出していいただけたら嬉しいです。

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